全国共通の解禁日である10月1日からインフルエンザの予防接種を開始しました。
ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞは年間2000人程度の死者が出る、今でも恐ろしい病気です。
小児科領域では、1歳を過ぎたあたりから「脳炎」「脳症」が増加し、お手上げになってしまうことも多々あります。
そんな訳で、ワクチン接種を強くお勧めします。
昨シーズンから日本国内にも導入された経鼻噴霧生ワクチン（注射をせずに鼻からシュっとするワクチン）に対する補助金も今シーズンから開始されました。
効き目の強い生ワクチンは小児でも1回接種で済みますので、注射の嫌いな人だけでなく、「忙しくて1階で済ませたい」という方にもおススメです。
ワクチン接種は小児のみならずすべての年齢の方の接種をお引き受けさせていただきます。
また「コロナワクチン」「帯状疱疹ワクチン」「高齢者肺炎球菌ワクチン」などのワクチンとの同時接種も行っています。
足腰の不自由な方には、お車の中での接種もお引き受けしております。
ワクチンの効果はすぐには現れず、聞き始めるまで2週間、危機がピークに達するまで1か月かかります。
2回接種のお子さんの場合には、打ち始めてから効力がピークに達するまでに約2カ月を要します。
すでに日本は今シーズンは流行期に入っていますので、今すぐでも早すぎるということはありません。
気になる点は、どうぞご相談ください。