「何が何でも1日1ブログ」
みたいに追い立てられるのはいやなのですが、気になったことは間隔が無くとも発信いたします。
今日の朝の、ものすごくうれしかったことがありました。
今日は未明から雪がはらはらと降りだしたようで、念のために6時起きした時点では「一応やっておくか」という程度のつもり具合でした。
町内在住の方だったら「あの程度の雪では雪かきなんていらないでしょ」
と思われると思いますが、
当院の養護学校側の通路は日陰になっており、積もった雪が車などに踏まれて舗装にこびりついてしまうと、溶けてくれないのでなかなか取れません。
その後は日中に表面だけが溶けて、午後になって再度凍結し、見事にツルツルになります。
まがりなりにも小中学校の通学路になっているので子ども達がすべって転んではいけないと踏まれる前に必死に雪かきをしているのです。
そんなわけで今日も今日とて、まるで「レレレの掃き掃除」のような雪かきを開始しました。
養護学校側にある家玄関に来た時に「んっ?!」と立ち止まりました。
玄関に上がるほんの数段の階段に、わずかに積もった雪が掻かれた形跡があります。
一瞬何が起きたのかと思いましたが、すぐに状況を把握しました。
新聞配達の方が階段脇に置いてあった除雪用のへらで、自分が足を踏み込む部分の雪を除けてから階段を上られたと推測しました。
「日陰の階段の雪を踏み固めてしまったら、購読者が滑ってしまう。」
という心使いがとてもうれしかったです。
私自身も小学校6年生から高校3年生まで新聞配達をしていましたが、こんなにも細やかな気持ちを持った配達員には出会ったことはありませんでした。
そんな方に毎朝新聞を届けていただいていると思うと、新聞を読むこと自体も温かく楽しいことのように思えます。
そんな気持ちにさせていただいて、本当にありがとうございました。