ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの開会式で、日本代表選手団の旗手をスピードスケート500mに出場する森重航(もりしげわたる)選手が務めました。森重選手は、3年前まで診療所をやっていた中標津町の隣の別海町の出身で「別海スケート少年団白鳥」というチームで研鑽を重ねました。
このチームがなんだかすごくて、娘(リレハンメルオリンピック1000mで6位入賞した、旧姓楠瀬志保さん)をオリンピアンに育ててしまった、「弁慶先生」と子ども達から慕われている楠瀬功さん(残念ながらお会いしたことはありません)が創設した少年団で、爆発的なスピードでワールドカップにおいて世界記録を樹立し北京オリンピックにも出場した新濱立也(しんはまたつや)選手もここの卒業生です。
彼らとの出会いは夜間のインフルエンザ予防接種にアスリートと思われる少年少女と、その父兄、指導者が団体で来たことでした。
話を聞くと「練習を早めに切り上げて接種に来た。」ということだったのですが、限られた練習時間を切り上げるのはかわいそうだし、何台もの車で化石燃料を燃やしながら来るの地球にやさしくないし、ということで、練習が終わる時間を見計らって隣町の練習場(自前のスケートリンク)まで予防接種に行くようになり丹波篠山市に移住するまでお付き合いは続きました。
彼らとの思い出は、インフルエンザの予防接種をした時に、「うちで予防接種をすると、500mで約0.3秒早くなる」と、からかったら、しっかり真に受けてくれて、「ホントですかぁ!!!」といって目を輝かせていたことです。
それほどまでに純粋に、真剣にスケートに取り組み、「0.1秒」に命を懸ける彼らを思い出すと、「オリンピアンを輩出して不思議はないな」とあらためて感じました。
森重選手、ガンバレ!