チームまほうのて

さっちゃんのまほうのてという絵本をご存じでしょうか?
生まれながらに右手の指がない女の子が、いじめらたり、悲しくなったり、くやしくなったりしながらも、
熱い思いを持った彼女の手が、少しずつ周りを動かしてゆき
お父さんや、同級生や、学校の先生たちに、温かく包まれて自尊心や希望を手に入れてゆく物語です。
「先天性四肢形成不全」という、この絵本の主人公と同じように、左手にお豆のようなかわいい指がついている京都市にお住いの女性と、10年以上前の鹿児島県鹿屋市での「とっておきの音楽祭」で知り合いました。
仙台市で誕生したとっておきの音楽祭は、「障害のある人もない人も、音楽を通じてバリアフリーな町づくりをする」という理念を共有し、
現在では全国各地で行われています。
私たちの丹波篠山市でも、来たる4月26日土曜日に記念すべき10回目の開催を迎えます。
私も実行委員会のすみっこの方で働いておりますが、実行委員会の役割とは別に、山口さんとおっしゃる件の女性に
「丹波篠山の音楽祭にも出ていただけませんか?」とオファーをかけたところ、「ぢゃあ、伴奏で一緒に出てください。」という話になってステージをご一緒させていただくことになりました。
メンバーは、ピアノ、リコーダー担当の山口佳子さん、その夫で手製のロケット・ストーブでご飯を炊いてしまう篠笛父さん、そのお嬢さんで原子力で稼働しているとしか思えないサックス、リコーダー担当の元気娘、そしてこの3人家族の圧倒的な「生きてるぞ感」にのけぞりながらギターを弾く私、の4名で、チーム名は
チームまほうのてです。
篠山キリスト教教会で、13:00から演奏をします。
みなさん、是非聴きに来てください。

 

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